
千葉市民の日でもある10月18日(日)に、検見川ビーチフェスタにおいて、ボランティア体験・交流会を開催しました。当日は検見川ビーチフェスタ実行委員会をはじめ、多くの団体のご協力のもと実施しました。
体験の内容は、「障がいのある方のサポート」と「イベントの運営補助ボランティア」の2つを柱として、参加者を小人数にし、メンバーが一つの役割だけでなく、さまざまな体験をしていただけるようにしました。

まず、特定非営利活動法人ユニバーサル・アクセス・デザイニングが実施した「誰でもビーチ!」の運営補助です。車椅子利用者なども波打ち際まで行けるようにする「モビマット」という特殊なマットの設置・撤収作業を体験しました。力仕事でしたが、皆さんで力を合わせて作業をしていただきました。

日本ソフトパラフェンシング協会の皆さんにも、ご協力をいただきました。協会の馬場宏輝会長(帝京平成大学教授)と約10名の学生さんがお越しいただいたことで会場は大いに賑やかになり、参加者は真剣に説明を聞いた後、実際に競技を体験されていました。道具をデコレーションすることもでき、小さなお子さんや家族連れも楽しんでいました。

さらに、車椅子体験も行いました。実際に車椅子を利用してもらい、ちょっとした下り坂でも恐怖を感じる場合があること、介助の際は数センチメートルの段差でもバリアになることなどを感じていただきました。参加者からは「街中で困っている様子の車椅子利用者を見かけたら、お手伝いをしたいと思う」といった声が聞かれました。

「イベントの運営補助ボランティア」に関しては、主に「フォトコンテスト投票所」の運営を担当していただきました。具体的には、ノミネート作品の掲示板の前で、来場者にコンテストの開催案内や、投票の呼びかけを行いました。

この他「ビーチクリーン体験」も行いました。ご協力いただいた検見川ビーチ連盟の方と一緒に、海岸に落ちているごみを回収しながら、海辺のゴミは比較的少ないこと、天候によっては海からの漂着物が多く打ち上げられることや、タバコの吸い殻が多い日もあることなどを教えていただきました。参加者の中にビーチクリーンの経験者もおり、「園芸用の“ふるい”などを使ってマイクロプラスチックを回収したこともある」といったお話をされていました。

最後にもう一点ご報告をします。身体に障がいのあるお子さんを含むご家族が2組、「誰でもビーチ!」を目的にやってきました。お子さんは二人とも海に来るのは初めてとのこと。一人は歩行器(ウォーカー)を使って最近自力で歩けるようになったという男の子、もう一人はミッキーマウスがデザインされた車椅子に乗った女の子でした。ご家族の方は、「初めての海で興奮しているけれど、水は苦手なのでちょっとおびえていますね(笑)」、「千葉市外から来たのですが、地元の海でもこういったイベントがあるとうれしいです」といった話をされていました。

天候にも恵まれ、予定していた全ての体験を無事に実施することができました。メンバー同士や協力団体との交流も自然に生まれ、ボランティア活動や共生社会への理解を深める体験会となったのではないでしょうか。体験会に参加いただいた皆さん、ご協力いただいた団体やイベントの主催者の皆さん、来場いただいた皆さんにお礼申し上げます。
追伸:この日は「ダイヤモンド富士」が見られるかもしれず、事務局スタッフの一人は体験会終了後も会場に残っていたのですが、残念ながら富士山は雲に隠れてしまっていました…。それでも、きれいな夕日を見ることができました。


